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コンバージョンにつながるクリエイティブとは?<br />②クリエイティブ最適化テストツールの特徴と選定ポイント

コンバージョンにつながるクリエイティブとは?
②クリエイティブ最適化テストツールの特徴と選定ポイント

前回は、クリエイティブ最適化テストの目的と方法をお伝えしました。クリエイティブの最適化は、コンバージョンに直結します。そのため、クリエイティブ最適化テストはとても重要です。信頼できる企業が提供するテストサービスをフル活用することが、テスト成功のカギとなります。

 

それでは、テストサービスはどうやって選べばいいのでしょうか?ターゲットの属性や扱う商品などによって最適なクリエイティブは異なります。したがって、実績が豊富で自社業界を得意とするところを選ぶのが有効です。また、自社内にテストの知見があるかどうかも、選定の際には重要なポイントになります。

 

今回は、クリエイティブ最適化テストツールの選定ポイントと、代表的なテストツールの特徴をご紹介します。

 

目次
▼クリエイティブ最適化テストツールの選定ポイント
 (1)テストツールの3つの選定ポイントとは?
 (2)自社にマッチしたテストツールを選ぶ
▼代表的なテストツールの特徴
▼まとめ

 

 

クリエイティブ最適化テストツールの選定ポイント

 

(1)テストツールの3つの選定ポイントとは?
各企業が提供するテストサービスやコンサルティングの特徴は様々です。そのなかから自社に最適なものを選ぶのは簡単ではありません。そこで注目したいのが、下記に挙げる3つの選定ポイントです。

 

① 実績
豊富な実績はそのまま精度の高い仮説につながります。グローバル化を進めている企業にとっては、国内だけではなく、海外での実績が参考になるでしょう。自社業界での実績が豊富であれば、より効果的なテストが実施できます。

 

② 独自の強み
テストパターンの絞り込みに独自メソッドを使っているなど、他社にはない強みもポイントです。それぞれの強みは異なるので、自社にとってどれが有効かを比較しましょう。

 

③ コンサルティング
テストツールとコンサルティングはセットで提供されることが多いですが、その内容や期間(導入時のみか、継続提供か)などには大きな違いがあります。自社の状況に応じて、最適なコンサルティングの形を見極めることが重要です。

 

 

(2)自社にマッチしたテストサービスを選ぶ
これらの3つの選定ポイントを意識しながら、自社にマッチしたテストツールを選びましょう。各社、ホームページ上などでテストツールの機能や事例、コンサルティング内容などを詳しく紹介しています。自社の特性やテストの知見などのリソースと照らし合わせて、いくつかのツールを比較検討してみることをお薦めします。

 

一般的に、クリエイティブ最適化テストは、仮説形成フェーズから最適化後の運用フェーズまで、一定の期間を必要とします。合わないから途中で変更することは、できれば避けたいもの。導入時の手軽さだけではなく、コンバージョンという成果につなげるところまでを見越してテストツールの選定を行いましょう。

 

 

 

代表的なテストツールの特徴

 

ここでは、代表的なテストツールをご紹介します。特徴や強み、どのような企業に向いているかなどのポイントを挙げていますので、選定の参考にしてください。

 

≪Adobe Target(アドビ)≫ 

●サービスの概要
データをアクションにつなげる製品で、テストによる仮説の検証やターゲティングによる表示の最適化などを実現します。

 

●サービスの特徴

① 実績
歴史が長く、事例数は豊富です。ツール利用のみの事例が多いのが特徴です。

 

② 独自の強み
アドビ社の制作ツールやCMSなどの他のデジタルマーケティング関連製品・サービスとの連携や拡張性が図れることが強みです。

 

③ コンサルティング
コンサルティングは、従量課金制です。テスト分析を自社内である程度対応できる企業であれば、コストを抑えることができます。

 

●こんな企業にオススメ
ツールを使いこなせる人やテストの知見が自社内にあるという企業に向いています。低コストでスピーディーにPDCAサイクルを回すことができます。

 

参考:Adobe Target公式サイト

http://www.adobe.com/jp/marketing-cloud/testing-targeting.html

 

 

≪DLPO ACT(データアーティスト)≫

●サービスの概要
ユーザーごとに最適なLPを配信するターゲティングから、A/Bテスト・多変量テストまで対応しています。

 

●サービスの特徴

① 実績
日本企業なので、国内での実績が豊富です。国内市場がメインの企業にとっては、より精度の高いテストが実施できるでしょう。

 

② 独自の強み
全国にモニターを抱えており、テストパターンを絞りこむためにユーザーテストを実施できるのが強みです。また、業界別のサンプルクリエイティブなど過去の実績をデータベースにして提供しています。

 

③ コンサルティング
専任コンサルタント、オペレーターをそれぞれ10数名配置しており、手厚いサポートが受けられます。

 

●こんな企業にオススメ
コンサルティングが手厚いので、テストの知見があまりない企業に向いています。過去のデータベースなども、コンバージョン改善のイメージを明確にするのに役立つでしょう。

 

参考:DLPO ACT公式サイト

https://www.data-artist.com/dlpo/act/

 

 

HP TeamSite Optimost(ヒューレット・パッカード)

●サービスの概要
テスト計画からレポート作成まで、コンサルティング込みのパッケージサービスを提供しています。

 

●サービスの特徴

① 実績
グローバルでの実績が多いため、海外の同業界での実績をもとに、テストパターンを絞り込むことができます。

 

② 独自の強み
コンサルティングの実績が豊富です。コンサルティング実績は、有効なテストパターンの絞り込みに効果を発揮します。ANAの事例は有名で、最近では不動産、金融業種での実績を増やし、強みになっています。

 

③ コンサルティング
設計、実行、分析すべてのフェーズでコンサルタントが全面的にサポートします。費用は、コンサルティング込みの定額料金となっています。

 

●こんな企業にオススメ

コンサルティング必須のサービスですので、テストをするのが初めてという企業に向いています。また、グローバル展開を考えている企業も効果的なテストができるでしょう。

 

参考:HP TeamSite Optimost公式サイト

http://www.hpengage.com/jp/ja/products/optimost

 

 

まとめ

今回は、テストツールの3つの選定ポイントと代表的なテストツールの特徴をご紹介しました。選定の際には、自社の特性やリソースの確認もあわせて行うことが必要です。クリエイティブ最適化テストは、導入して終わりではありません。コンサルティングもフル活用しながら、コンバージョンという成果につなげましょう。

 

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